はじめに
研究室のシステム入れ替えで新たにGrowiのサーバを立て直したのでしたことをメモ感覚で残します。
今回、Dockerを用いてGrowiを構築していきます。
Growiとは?
markdown形式で簡単にwikiが作成できるソフトウェア。
操作もわかりやすいので、グループでwikiを作りたいという方におすすめ。
このページで紹介するものは無料で使用できるが、有料版のGROWI.Cloudというものもある。
構築環境
- ラックサーバ(VMware ESXi)
- OS:Ubuntu22.04
構築手順
まずはじめにgrowiのdocker-composeファイル一式をダウンロードするファイルを作成する。
$ cd /home
$ sudo mkdir growi
$ ls
growi
この記事ではhomeディレクトリ内にダウンロードするファイルを作成した。
作成したファイルに入って、そこでCloneする。
$ cd growi
$ git clone https://github.com/weseek/growi-docker-compose.git
Cloneが終わったら、ファイルがダウンロードされているので、その中のdocker-composeファイルをテキストエディタで開き、一部編集をする。
$ nano docker-compose.yml
ports:
- 3000:3000 #この一文を追記
# -127.0.0.1:3000:3000 #この行をコメントアウト
ローカル内でしか使わないならこの作業はいらないかも?
外部公開するのであれば172.0.0.1のIPアドレスは消す必要がある。
dataディレクトリを作成してそのディレクトリ内でさらにファイル作成する。
$ mkdir data
$ cd data
$ mkdir growi_data mongo_configdb mongo_db es_data es_plugins
Docker-composeをインストールする。
$ sudo apt install docker-compose
最後にDocker-composeを使ってgrowiを起動する。
$ cd /home/growi
$ sudo docker-compose up -d
無事起動するとサーバのIPアドレスをブラウザでたたくとgrowiのログイン画面が表示される。
※添付した写真はLDAP設定やデータのインポートをしているので黄色い警告画面が出てます。
参考にさせていただいたページ
https://qiita.com/hawk777/items/2c87327f6a2d83b4bad7